大会準備委員長挨拶
日本カウンセリング学会第58回大会のお誘い

一般社団法人日本カウンセリング学会
第58回大会準備委員長 松本 剛(神戸親和大学)
第58回大会は、「包括的な支援につながるカウンセリング」を大会テーマとしました。多様性が認められつつ、多様な視点から課題を捉え直す必要性がもとめられる現代です。このような時代には、カウンセリングにも、さまざまな分野や方法をもとに包括的な心理支援を担ったり、多職種連携を推進したりするようなありようが求められます。カウンセリング学会は、さまざまな分野に対して柔軟に対応していくことができるリソースを持っている一方で、それが専門性をわかりにくくしているという側面もあります。「包括的な支援」はこれからの学会のありようの一つのテーマではないかと考えます。
専門性を尊重しながら他職種との連携が必要なカウンセラーは、近接領域で活躍されている方々と一緒に仕事を進めていく必要があります。カウンセリング学会の会員の中には、カウンセラー以外の多重の専門性をお持ちの方々もおられると思います。連携を進めるにあたって、各自の専門の領域を考えつつ、さまざまな領域の方々と一緒に活動する際に考えておく必要がある課題もあるように思われます。大会で皆さんと一緒に考える機会が持てれば幸いです。